取締役 三原 敬史 紹介

 東京都世田谷区 生まれ 武蔵工業大学 出身
 パーソナルコンピュータがこの世に出現し、世の中は劇的に進化をとげてきました。この技術と共に、通信やハイビジョンのAV機器の最先端開発の渦に巻き込まれながら、技術ノウハウの蓄積を行い、高信頼、高品質、高性能を実現するために日々努力しておりました。2000年を迎える頃、新しい技術を確立するため、KDDI研究所の協力のもと、ベンチャー企業の技術開発部長として㈱KDDIメディアウイルに移籍しました。池上通信機㈱在籍中に開発したハイビジョン国際伝送機器開発でアトランタや長野オリンピックの伝送でプロジェクトをまとめ、海外にて現地スタッフへの技術サポートを行った実績を評価して頂きました。この頃には、最先端の半導体技術を駆使するデジタルとアナログの回路技術のノウハウを蓄積してゆきました。また、海外のベンチャー企業との技術交流も盛んとなり、海外出張・国際会議を通じて、英語でのコミュニケーションや各国の技術文化も理解できるようになっていました。米国展示会に出展していたとき、エミー賞の技術調査員の目に画像監視装置のコンセプトが目に留まり、技術部門で国際エミー賞受賞作品に参画させて頂きました。この頃から、池上通信機㈱だけでなく、㈱メディアグローバルリンクス、TOTO㈱等の仲間から 技術協力依頼の話が出てきました。また、地上波デジタルへの納品も終え、開発にひと区切りついたことから、独立して、色々な開発に関わって行こうと決心し、㈲プレシャス・ワンにて業務を行うことにしました。
 本年度は、ユニット開発案件に取り組みました。また、監視モニタ装置開発を年内に初号機を完成させ、来年度の量産を目標にしております。さらに、来年度には、無線による高画質で低遅延、複数重機による同時映像伝送のノウハウに画像圧縮技術・変調技術と最新技術の融合により、当社の強みをさらに発展させたいと㈲プレシャス・ワンの技術で社会貢献をつづけていきます。

2016年11月12日