信じず愛せよ

 昔は公(おおやけ)と私(わたくし)が限りなく近い時代であった。今は分離されていて、ディメンションが異なっています。果たしてそのことが本当なのか、これからも探求し続けていきたいです。と、kamomeは話します。
 公の概念と私の概念は近代社会において矛盾しているところがあります。権利ばかり主張し義務を果たさない時代とも言えます。公私のコントロールができるようになれば世の中は良くなるでしょう。住みやすく、幸せになるでしょう。

組織のリーダーたる者は、心の器が大きくないと皆を愛せません。そして多角的な示唆、責務をしっかり果たすこと、繊細なチェック能力が必要です。 
一方、人(部下)は、いかに楽をしてさぼるかを考えているものです。しかしながら、それでは会社は成り立ちません。そのため、事務的なチェックが必要になってきます。部下を信じてはいけないのです。
しかしそんなギスギスした関係では、お互いにフラストレーションがたまります。人を信じるなとは言っても、不信感を抱いていては、当然人間関係はうまくいきません。そこで、本質的なもっと大きな力によって、不信感を打ち消すことが重要です。それが愛です。会社・チームを包み込んでいく愛があれば、うまくいくのです。そうありたいです。

2017年04月05日